JICAの共創×革新プログラム「Quest」にThree Trees Pte. Ltd.(3T.)とともに採択されました

本事業では、ルワンダにおいて、ドローン×AIを活用した森林解析技術による植林管理・カーボンクレジットMRVの高度化に向けた概念実証(PoC)を実施します。
■ 採択案件の概要
案件名:ルワンダから世界へ向けたドローン×AI技術を活用した高品質な植林カーボンクレジット創出におけるカーボンニュートラルへの挑戦
共同採択者:Three Trees Pte. Ltd.(代表企業)
実証期間:2026年9月~12月末
JICA Questとは: QUEST – JICA共創プログラム
■ 背景
気候変動対策として森林再生や植林を通じたカーボンクレジット創出への関心が高まる中、アフリカ各地でも地域コミュニティと連携した植林・アグロフォレストリーの取組が進められています。
ルワンダにおいても、植林による森林再生と地域経済への貢献に加え、植林による炭素吸収量を適切に把握し、高品質なカーボンクレジットの創出につなげていくことが期待されています。3Tは、ルワンダを含むアフリカ各地において、地域コミュニティと連携した森林再生やアグロフォレストリーを推進し、自然由来のカーボンクレジット創出に取り組んでいます。
今回の実証対象となるルワンダ・Burera県においても、アグロフォレストリーによる植林が進められており、植栽した樹木の生育状況や炭素蓄積量を継続的に把握し、適切な植林管理やカーボンクレジットのMRVにつなげていくことが重要となっています。
■ 課題と挑戦
広範囲に分布する樹木の生育状況や炭素蓄積量を現地調査のみで継続的に把握するには、多くの時間や人員を必要とします。特にアグロフォレストリーでは、農地内に樹木が分散して植栽されるため、効率的かつ継続的なモニタリング手法の構築が課題となります。
弊社は、国内で培ってきたドローン×AIによる森林解析技術を、森林環境や植栽形態の異なるルワンダのアグロフォレストリーに応用し、植林管理やカーボンクレジットMRVの効率化・高度化に挑戦します。
■ 実証計画
本実証では、現在ボランタリーカーボンクレジットプロジェクトの対象となっているアグロフォレストリー植林地の一部において、LiDAR搭載ドローンによる計測を実施します。ドローンデータと現地調査データを組み合わせ、樹種識別や胸高直径(DBH)の推定モデルを構築・精度検証し、プロジェクトエリア全体の森林バイオマス量を効率的かつ高精度に推定する手法の確立を目指します。
また、地域住民へのヒアリング等を通じて、カーボンクレジットや本取組に対する理解・ニーズを把握し、地域住民の理解を得ながら継続的に実施できるプロジェクトのあり方についても検討する予定です。
■ Three Trees Pte. Ltd.について
Three Trees Pte. Ltd.は、シンガポールを拠点に、アフリカ各地で森林再生やアグロフォレストリープロジェクトを展開する企業。地域コミュニティと連携しながら、高品質なカーボンクレジットの創出や、森林再生を通じた地域経済への貢献に取り組んでいます。
Three Trees Pte. Ltd.とは:https://3t.eco/ja/home-j/
