無料で使える森林現地調査用アプリ「DF Walker」をリリース
DeepForest Technologies 株式会社(本社:京都府京都市、代表取締役:大西 信德)は、
Androidスマートフォンおよびタブレットで利用可能な現地調査アプリ「DF Walker」をリリースしました。
DF Walkerは、マップ上にオルソ画像(.tif)やポリゴンファイル(.geojson)等の
GISデータを表示可能なスマホ・タブレット用のアプリケーションです。
スマホ・タブレットのGPSで取得した位置情報を重ねて表示することができるため、
GISデータの現場での利用や、ドローンデータに現地調査の情報を紐づけることが可能になります。
ポリゴン描画機能
ポリゴン描画機能を使用すると、画面上で各樹木に対応するポリゴンなどの描画が可能です。
ポリゴンには任意の属性情報を記録することができ、
樹種や樹高、胸高直径等の記録を位置情報付きのファイルとして保存することが可能です。
作成したファイルはDeepForest社のクラウドサーバ上に保存され、PCから確認することができます。
DF Scannerの解析結果との連携
DF Walkerは、DeepForest社が販売する
森林解析ソフトウェア「DF Scanner」と組み合わせて使用することで、
より詳細な森林解析が可能となります
。DF Scannerで解析した樹種やサイズ、
病虫害の被害状況などの結果を参照しながら現地調査をしたり、
現地で記録した樹種情報や胸高直径を教師データとしてAI学習へ利用したりできます。
これまで現地調査のデータとGISデータとの紐づけは困難な作業でしたが、
DF Walkerを利用することで効率的な森林解析作業が可能になります。
DF WalkerはGoogle Playストアから無料でインストールが可能です。
DF Walkerとのデータ連携にDFアカウントの作成(無料)が必要になります。
DF Walkerの各種マップ機能は電波の届かないオフライン環境でも使用可能ですが、データ連携にはインターネット環境が必要になります。
現在はAndroid版のみですが、iOS版についても今後開発を予定しています。
Google Play
https://play.google.com/store/apps/details?id=com.jp.dfwalker&hl=ja
DF WebService(DFアカウントの作成はこちらから)
https://www.df-webservice.com/