ドローンで撮影した写真からオルソ画像や3次元データを作成するSfMソフトウェア「DF BIRD」をリリース

DeepForest Technologies 株式会社(本社:京都府京都市、代表取締役:大西 信德)は、ドローンで撮影した写真から、オルソ画像およびDSM(Digital Surface Model, 数値表層モデル)を生成するソフトウェア「DF BIRD(Building Images for Reconstructing Digital-twins)」をリリースしました。

DF BIRDについて

DF BIRDは、複数枚の写真から3次元構造を解析するSfM(Structure from Motion)機能を実装したWindows向けデスクトップアプリです。SfMのエンジンにはオープンソースのOpenDroneMap(ODM)を利用し、森林用にカスタマイズしています。これまでDeepForest社の販売する森林解析ソフトウェア「DF Scanner」を使用する場合、オルソ画像を用意するために別途SfMソフトウェアを購入する必要がありましたが、DF BIRDの登場により、カメラドローンを保有するユーザーであれば誰でもDeepForest社の製品のみで森林解析をすることが可能となります。

DF BIRDの機能および特徴

 DF BIRDは、森林解析に最適な品質でのオルソ画像およびDSMを自動で生成可能です。多くのSfMソフトウェアに存在する複雑な設定を極力減らし、シンプルで誰でも使用可能なソフトウェアとなっています。

オルソ画像・DSM作成メニューでは、元データとなる写真と保存先を入力して実行をするだけでオルソ画像とDSMを生成します。詳細設定では、スピード優先モードの選択や品質精度の調整、出力解像度の指定が可能です。

DF BIRDには描画画面も備わっているため、生成した画像をそのままソフトウェア上で確認することができます。また、面積計算・距離計算機能が備わっており、簡易的な測定ツールとしてそのまま使用することも可能です。

  • DF BIRDの利用にはライセンスが必要です。
  • DF Scannerのライセンスには、無料でDF BIRDライセンスが付帯します。
  • DF BIRDは2週間の無料トライアルが利用可能です。以下のURLからご利用ください。

https://www.df-webservice.com/product/select